2020/04/19
日頃の生活と違う日々を過ごしている方も多いと思います。
そんな中でみなさん、ぐっすり眠れていますか?
今回は「睡眠の質を高めるポイント」をお話したいと思います。
腸セラピー中にご相談いただく中で、お腹の悩みと合わせて多い言葉。
・眠りが浅い
・寝付きが良くない
・夜中に目が覚めてしまう
・朝お腹が空かない
これは、睡眠の質が下がっている状態!
この方達にさらにお話を伺ってみると皆さん共通して、
「夜遅くまで、又は寝る直前まで何か食べたり飲んだりしている」
とおっしゃいます。
実は、ここがポイント!
皆さんがなんとなくしているこの眠る直前に食事が、睡眠の質を下げているのです!
なぜかといいますと・・・
食べ物は身体に入ると、胃腸が消化吸収をはじめます。
それが眠る直前に食べ物が入ってしまうと・・・
身体全体が消化吸収に集中してしまい、
身体や脳の疲労回復・細胞修復ができず、結果、睡眠の質が下がってしまうのです。
本来なら眠っている間に行われるべき疲労回復や細胞修復に使いたいエネルギーが
消化吸収にエネルギーを奪われてしまう・・・
ちゃんと眠ったのにまだ眠い、疲れが取れていないのは
まさにこのようなことが起こっているからなのです。
これは食事以外にアルコールやカフェインなどの飲み物でも起こります。
アルコールを飲むことで眠りやすいから、と飲まれている方もおられますが
残念ながら量が多いと脳や身体は休まっていないので眠りが浅くなりがち。
夜中に目覚めてしまうといった経験がある方はまさにこれが原因です。
眠れるのは、脳が麻痺させているだけ、とお医者様もいう程です。
カフェインも同じく、日中にコーヒーや紅茶を飲まれているかもしれませんが、
夜は神経が高ぶってしまうので、寝つきも含め睡眠の質が下がってしまいます。
ではどうしたら睡眠の質を下げることなく過ごせるか?
「眠る3時間前に食事は済ませましょう♪」
食べたものは胃から腸へ移動して、消化が落ち着くまでに最低でも3時間かかるといわれています。
例えば、24時に眠る方は、21時までにお食事を済ませるイメージです。
どうしてもそれは難しい・・・
そんな時は軽いスープやお味噌汁など消化に良いものを、腹8分目より軽めに済ませることオススメです。
消化に良いもののオススメは、
野菜スープや具の少ないお味噌汁、お豆腐などの植物性タンパク質を。
飲み物はノンアルコールやノンカフェインなどのチョイスがオススメです。
睡眠の質が良くない方がこれを実践したことで、
・寝起きが良い
・朝スッキリ起きれた
・朝お腹が空いていた
・目覚めとともにお通じがあった
・肌の調子がいい
・いつもよりむくみがない
朝からゴキゲンという声を多くいただいております。
睡眠の質が良くなれば免疫力も高まります!
寝つきが悪い、夜中に目がさめる、睡眠の質がイマイチ〜という方は、
ぜひ今日から、
夕飯や飲み物、眠る直前の習慣を振り返ってみてください。
眠る3時間前に食事をすませて、
消化にエネルギーを使いすぎない生活をしながら
ぐっすり眠って、素敵な明日へ備えましょう!